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260万円も値下げされた大蛇 「大蛇・零」光岡自動車

08/2/ 5 コメント一覧(2)
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   幅2メーター超の巨体、他に類を見ない個性的なスタイリング、しかも国産……そんな車はそうそうあるものではない。価格が1000万円を超えるとなればなおさらだ。それが今回、260万円も値下げされた。その廉価版の名は、光岡自動車の「大蛇・零(オロチ・ゼロ)」。年間20台の限定生産で、2008年1月30日より予約を開始した。「大蛇」の価格は1197万円だが、「大蛇・ゼロ」は934万5000円。


「自動車人気復興の起爆剤にしたい」


光岡自動車「大蛇・零」
光岡自動車「大蛇・零」

   「大蛇」は、2001年の第35回東京モーターショーで発表され、2006年に販売が開始されたスーパーカー。光岡オリジナルのスチール製スペースフレームに排気量3.3Lのトヨタ製 3MZ - FE V6 DOHCエンジンをミッドシップマウントし、トランスミッションは5速AT。富山の工場で職人の手によって作られる。

   車重1580kgに対し最高出力233psと、お世辞にも"純スポーツカー"とは言い難いものの、日本神話に登場するヤマタノオロチからヒントを得たとされる奇抜なエクステリアデザイン、価格の高さなどがあいまって、発表当初から大いに注目を集めた。

   光岡は、自動車への関心が薄れがちな中で、「大蛇」を自動車人気復興の起爆剤にしたいと考え、多くの人に車のかっこよさや楽しさを実感してもらいたかったという。だが、その価格ゆえに手を出せない人が多いのも事実。そこで今回、「大蛇」を好きな人が1人でも多く所有できるようにと、装備の簡略化などをはかり、「大蛇」より一気に262万5000円も価格を引き下げた。

   今回の簡略化では、「ボンネットおよびリアゲートのメッキパーツの廃止」「ヘッドライトのアイラインの廃止」「ボディカラーを1色に限定」「防音材の量を減らす」「HDDナビ・バックカメラ・ETCをオプション化」などを行った。豪華装備に関して、いわゆる「レスオプション」を徹底し、値下げに結びつけた。

   エンジンを小さいものにするなどして、お手ごろな価格の"エントリーモデル"を設定する手法はどのメーカーにも見られるが、エンジンや足回りをそのままにして、国産の中級セダン1台分も値下げするというのは、ほとんど前例がない。発表当初から"規格外"だらけの車だったが、値下げの手法もまさに"規格外"である。

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