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三井住友建設 高水準のマンションセキュリティを実用化

   三井住友建設は2007年12月3日、高水準のマンションセキュリティを提供する「ゲート式エントランス」を実用化した、と発表した。マンション出入り口のセキュリティ対策としては従来、オートロック式やインターホン設備などが導入されてきた。しかし、オートロックの場合、ロックを解除すると一時的に扉がフリーになり、前の人に追従して入る、いわゆる「とも連れ入場」があった。また、バイオメトリクス(生体認証)などの高度な認証装置では、維持管理が複雑になるなどの課題があった。

   実用化したゲート式では、入居者と来訪者の動線を分けるなどで心理的な入りにくさを演出するとともに、入居者の入口にはノンタッチキー、来訪者の入口にはオートロック操作盤を設置し「とも連れ入場」を防止できるという。三井住友建設では現在、このゲート式エントランスを採用した超高層住宅を施工中だ。