2024年 4月 24日 (水)

日欧の「環境技術」どっちが上?
「若」対「壮」激論!クルマ談義(2)

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   「若者のクルマ離れ」をテーマにした前回の「激論!クルマ談義」は、アクセス数が約5万件、コメントも約80件と大きな反響があった。2回目となる今回は、いま最もホットな話題といえる「環境対策」をテーマに取り上げる。コメント大歓迎。「若」と「壮」の熱い議論にあなたも参加しませんか。

エンジンが優れているのはどっち?

今回もモノウォッチ編集部の「壮」と「若」が熱い議論を交わした
今回もモノウォッチ編集部の「壮」と「若」が熱い議論を交わした

☆壮   コメントがたくさん寄せられたので、びっくりした。

★若   僕も驚きました。しかも、長い文章のコメントが多いですね。

☆壮   体験をベースにしたものや、日ごろから考えていたことを、しっかり書き込んだコメントが多かった。「感謝!」の一言だよね。こんなにすごい読者が見ているんだということを肝に銘じて、2回目を始めよう。今回のテーマは、環境対策について、日本と欧州の取り組みがどう違うか、どっちが優れていると思うか。

★若   まず、排気ガスを出すエンジンを考えましょう。メーカーの動きを見ると、欧州では内燃機関そのものの改善を重視していて、ディーゼルエンジンに力を注いでいます。それに対し、日本では内燃機関と電気モーターを併用するハイブリッド化や燃料電池が中心。そこが大きな違いでしょう。僕は、エンジンそのものを良くしていこうとする欧州のやり方が現実的だし、トータルに見れば環境への負荷も小さくできるのではないかと思います。

☆壮   トヨタのプリウスが「世界初の量産ハイブリッドカー」として売り出されたのは、10年前のことだ。国内では賞賛されたけれど、欧米では燃料電池車ができるまでの過度的な技術にすぎないと、冷ややかな見方もあった。でも、燃料電池の実用化はまだまだ先のことだし、ハイブリッドは有力な環境対策だという見方が今では定着しているよ。欧米でも導入するメーカーが増えているし。

★若   たしかに燃料電池は、燃料供給をどうするかなど、問題が山積みですからね。でも、ハイブリッドカーにも問題がありますよ。そもそもエンジンとモーターと2つの動力源を積むのは合理的でないし、リチウム電池の後始末もたいへんなんです。

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