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F1技術を結集 フェラーリ「F430スクーデリア」

   コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、フェラーリ「F430」の追加モデル「F430スクーデリア」の日本価格および詳細を2008年4月28日に発表した。

   「F430スクーデリア」は、2007年9月のフランクフルトモーターショーで発表され、翌10月には東京モーターショーにも姿を現していた。同車は、「F430」をベースに走行性能を高めたモデル。開発には元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハ氏も関わり、F1マシンの最先端テクノロジーが盛り込まれている。

ベース車両から100kgも軽くなった

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド「F430スクーデリア」
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド「F430スクーデリア」

   ベース車両(1450kg)から100kgも軽量化された同車は、最高出力510ps(ベース車比20ps増)の4.3リッターV8エンジンをミッドシップに搭載し、後輪を駆動する。パワーウェイトレシオは2.45kg/psとなり、市販車としては驚異的な数値を実現した。

   トランスミッションには、最速60ミリ秒でのシフトチェンジが可能な“F1スーパーファースト2ギアボックス”を搭載する。このシフトチェンジにかかる時間はセミATトランスミッションの中でも最速の部類に入るという。 ブレーキはカーボンセラミック素材を用いた専用のブレーキシステムが採用され、長時間のサーキット走行でも安定した性能を発揮し、最高速が320km/hを超える性能に見合ったものとなる。

   価格は3026万1000円となり、デリバリー時期は5月頃を予定している。