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お子さんは大丈夫? お母さんに聞く「手洗い・うがい」意識・実態調査

手洗い・うがいのしつけは大事です
手洗い・うがいのしつけは大事です

   インフルエンザ・感染症のまん延を防ぐために「手洗い・うがい」は家庭でできる手軽な予防法――。

   ライオンは2008年12月18日、全国の幼稚園・小学生の子を持つ母親6567人を対象に実施した、「手洗い・うがい」の意識・実態調査の結果を発表した。

   同社は08年11月から、「キレイキレイ バイ菌とたたかうプロジェクト」を立ち上げ、全国の生活者を対象に、「手洗いとうがい」の生活習慣を広げる活動を行っているが、今回の調査はそのプロジェクトの一環として行われたもの。

   調査結果によると、子どもにとって「手洗い・うがいが必要である」と答えた母親が9割を超えていた。だが、手洗い・うがいのそれぞれのしつけ実施状況については多少違いが見られる。「しつけを行っていない」が手洗いで6.8%、うがいで30%と、手洗いと比較し、うがいが徹底されていないことがわかった。

   また、手洗いのしつけを「行っている」と答えた母親の中でも、うがいのしつけもきちんとしているケースは74.4%にとどまるなど、うがいのしつけの意識の低さが浮き彫りになった。簡単だからこそ徹底したい手洗い・うがいだが、実際にはなかなか徹底できていないようだ。

   さらに、帰宅時の手洗いが習慣化している子どもの「しつけを開始する年齢」が平均2.2歳なのに対し、全く手を洗わない子どもの平均は2.9歳。うがいも同様で、習慣化している子どもの平均が2.6歳なのに対し、全くうがいをしない子どもは3.5歳と、手洗い・うがいとも早い年齢からしつけることが将来的に習慣化するものとみられる。