9月9日は親子で「クック」 ホットケーキ調理で脳が「活性化」!?
「9月9日」は、親子で調理する楽しさを再発見する「親子でCOOK(クック)の日」。これを前日に控えた2009年9月8日、「子どもの幸せとホットケーキ調理の関係性」というユニークな研究発表が行われた。
「脳トレ」でおなじみの東北大学・川島隆太教授と森永製菓の共同研究によるもので、親子でおやつ作りをしているときの脳活動を測定。すると、「泡立て器で混ぜる」「卵を割る」など、さまざまな作業において、記憶や学習、さらに精神活動をつかさどる「前頭前野」が活性化することが分かったという。
しかも大学生約400人に、こうした幼少期の調理体験と心の成長について調査したところ、食事の手伝いや、親子でホットケーキなどのおやつ作りを幼少期に経験している人のほうが、経験のない人よりも心の健康度が高く、主観的な幸福感を感じている割合が高くなっていた。
こうした研究結果を「実証」しているかのような「幸せ家族」代表として招かれたのがプロレスラーのジャガー横田さんファミリー。息子の大維志くんは2歳を過ぎてから一緒に調理をし始めたという。何でもやりたがりの息子に対して横田さんは、「ダメダメって言っちゃうと成長を妨げると思うので、なるべくやらせている」そうだ。この日、ホットケーキ調理の実演でも大維志くんは、初めての「卵割り」を上手にこなし、横田さん夫妻を驚かせていた。