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メディアの「情報操作」に迫る

講談社+α新書「スピンドクター」
講談社+α新書「スピンドクター」

   ノンフィクションライターの窪田順生さんが2009年9月、新書「スピンドクター―『モミ消しのプロ』が駆使する『情報操作』の技術」を、講談社+α新書シリーズから出版した。全205ページで、価格は838円(税別)。

   タイトルにある「スピンドクター」のうち、スピンとは「情報操作」を指し、とりわけ、このスピンの技術に長けている人物を「スピンドクター」と欧米では言われている。同書では、新聞記者も務めた著者が、メディアによって行われている「スピン」の実態を紹介している。

   「『世の中に溢れている情報は誰かが意図的に流したものだ』ということに気がつかない、疑うことを知らない人が大勢いるのではないだろうか」。著者はこう警鐘を鳴らす――。