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ケータイユーザーの5割が「料金プラン」重視 現状に不満も

携帯電話会社を選ぶにあたり、最も重視する点は「料金プラン」
携帯電話会社を選ぶにあたり、最も重視する点は「料金プラン」

   MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は2009年10月15日、「携帯電話の料金プランに関する実態調査」を発表した。

   さまざまな機能やデザインが世に出続けている携帯電話だが、これから携帯電話会社を選ぶにあたり重視する点として、最も多かった回答は「料金プラン・割引サービス」で50%。端末機能(23%)、端末販売価格(13%)を大きく引き離している。

   09年9月の携帯契約純増数(電気通信事業者協会調べ)で1位のソフトバンクモバイルは、同月から他社からの新規加入で基本料金が5か月間無料になる「のりかえ割」を開始している。auも09年8月から、指定したauケータイへの国内通話料が無料になる「指定通話定額」を開始するなど、携帯料金競争は過熱ぎみ。

   ただ、各社が展開している現在のプランに不満を感じている人も多い。「通話無料サービス」では、他社ケータイとの通話が有料(73%)、指定先以外の通話が有料(69%)、家族割引対象以外との通話が有料(66%)などの制限が「気になる」点として挙げられている。eメールの無料サービスについても、他社ケータイとの送受信が有料(54%)、300KB以上の送受信が有料(51%)など、料金についてユーザーは敏感に反応しているようだ。