2024年 4月 20日 (土)

NY新球場を揺るがした 「P・マッカートニー」ライブ

ポール・マッカートニー
『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ』
初回限定デラックス盤(2CD+2DVD)
UCCO-9880
4800円
12月2日発売(予)
通常盤(2CD+1DVD)
UCCO-3015
3800円
11月18日発売
ユニバーサルミュージック・ジャパン


   ビートルズのリマスターCDが、この秋大きな話題となったが、「生きる1人ビートルズ」とでも言えるロック・レジェンド=ポール・マッカートニーの、最新ライブCD+DVDが緊急リリースされる。

   史上初めて野球場でコンサートを開いたのは、誰あろう実はビートルズ。1965年8月15日にニューヨーク・メッツの本拠地=シェイ・スタジアムに5万5千人を集めて行った。当時のコンサート観客動員数世界一の記録だった。

   シェイ・スタジアムは老朽化し、隣接地での新球場建設に伴い取り壊され駐車場になったが、2009年7月17、18、21日の3夜にわたり新球場=シティ・フィールドの柿落とし、オープニングを飾ったのは、誰あろう「生きる1人ビートルズ」=ポール・マッカートニーだった!

   3夜で11万人を動員したこの歴史的公演を完全収録した作品がこれ。CD/DVDともに全33曲収録で、うち20曲がビートルズ時代のナンバー! 「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」では、ビリー・ジョエルがゲスト参加するなどのサプライズも!

   最新ライヴ・アルバムでありながら、ポール・マッカートニーのビートルズ時代からの40年以上にわたるオールタイム・ベスト的な要素も!

   この時期、洋楽大物アーティストの「ベスト・アルバム」が多数リリースされる。ビージーズ、マドンナ、ブリトニー・スピアーズ、エンヤ、ジャネット・ジャクソンなどなど。その中でポールのこのライヴは異色のベスト盤になっている。

   初回限定盤のボーナスDVDにはシティ・フィールド公演に先駆け、7月15日にCBSテレビの人気トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デヴィッド・レターマン』出演時に行ったNYのエド・サリヴァン・シアターの大ひさし上でのパフォーマンスを完全収録。これも本編同様見もの!

   通常盤は11月18日の発売だが、限定盤は12月2日発売。少々お待ちを!

【グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ 収録曲】
DISC 1
1. ドライヴ・マイ・カー(☆)
2. ジェット(○)
3. オンリー・ママ・ノウズ
4. フレイミング・パイ
5. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ(☆)
6. レット・ミー・ロール・イット(○)
7. ハイウェイ(※)
8. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(☆)
9. マイ・ラヴ(○)
10. ブラックバード(☆)
11. ヒア・トゥデイ
12. ダンス・トゥナイト
13. カリコ・スカイズ
14. ミセス・ヴァンデビルト(○)
15. エリナー・リグビー(☆)
16. シング・ザ・チェンジズ(※)
17. バンド・オン・ザ・ラン(○)
(☆)ザ・ビートルズ曲 (○)ウイングス曲 (※)ザ・ファイアーマン曲
DISC 2
1. バック・イン・ザ・USSR(☆)
2. アイム・ダウン(☆)
3. サムシング(☆)
4. アイヴ・ガッタ・フィーリング(☆)
5. ペイパーバック・ライター(☆)
6. ア・デイ・イン・ザ・ライフ(☆)~平和を我等に
7. レット・イット・ビー(☆)
8. 007/死ぬのは奴らだ(○)
9. ヘイ・ジュード(☆)
10. デイ・トリッパー(☆)
11. レディ・マドンナ(☆)
12. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(☆)
13. イエスタデイ(☆)
14. ヘルター・スケルター(☆)
15. ゲット・バック(☆)
16. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド~ジ・エンド(☆)
(☆)ザ・ビートルズ曲 (○)ウイングス曲 (※)ザ・ファイアーマン曲
DVD
・CD2枚の全演奏曲(33曲)のライヴ映像を収録!

初回限定デラックス盤(UCCO-9880) ボーナスDVD内容
1. ゲット・バック
2. シング・ザ・チェンジズ
3. カミング・アップ
4. バンド・オン・ザ・ラン
5. レット・ミー・ロール・イット
6. へルター・スケルター
7. バック・イン・ザ・USSR
<ボーナス映像>
・ グッド・イヴニング・ピープル
(シティ・フィールドの観客によって撮影されたドキュメント映像)
・ アイム・ダウン
(Full Performance)




◆加藤 普(かとう・あきら)プロフィール
1949年島根県生まれ。早稲田大学中退。フリーランスのライター・編集者として多くの出版物の創刊・制作に関わる。70~80年代の代表的音楽誌・ロッキンFの創刊メンバー&副編、編集長代行。現在、新星堂フリーペーパー・DROPSのチーフ・ライター&エディター。

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