2024年 4月 19日 (金)

子育て世代を支援する「住ソフト」の新提案

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   すまいから子育てを支援しようと、旭化成ホームズは2009年12月1日から「くらしノベーション」プロジェクトの第1弾として、「+NEST」を提案する。家族間のコミュニケーションを深める暮らしを提案する、住生活(ライフスタイル)提案型の「住ソフト商品」で、子育て世代を「家事」や「子育て」、家族それぞれの「自立」という側面から総合的に支援する設計になっている。

「+NEST」は一戸建てからマンション、リフォームも対応

「+NEST」空間のイメージ
「+NEST」空間のイメージ

   「+NEST」は、同社の住生活総合研究所のひとつの研究成果といえる。少子高齢化社会のなかで、30歳代を中心とする若年世代の子育て支援、共働き世帯の支援を狙いに、「家族の時間をじょうずに重ねて楽しい時間に変える住まいの工夫」というコンセプトから生まれた。

   たとえば、主婦が働きながら子育てするのは、いまや当たり前。母親ができるだけ子どもと接する時間をつくりたいと思うのは自然なことだ。

   旭化成ホームズ住生活総合研究所によると、リビングダイニングで勉強する子どもは小学4~6年生で8割近くに上る。しかし、母親にとって、子どもがリビングダイニングで勉強することは、テレビや音楽を楽しみにくかったり、テーブルの周りが汚れたり、食事の支度の邪魔になったりするので悩みのタネでもある。

   そこで「+NEST」は、リビングダイニングの一角で「+NEST空間」というスペースを設け、子どもが親の気配を感じながら勉強でき、母親も子どもの様子を見ながら台所仕事ができるようにした。

   「ペニンシュラキッチン」からは、食事の支度をしながら子どもの学習のようすがうかがえるし、子どもが学校からの帰宅後にモノを放り出したままにしないよう、「家族ロッカー」を玄関とリビングダイニングの間に設置。ロッカーの扉にあるマグネットが使えるホワイトボードは子どもと、ふだんは忙しい父親とのコミュニケーションを演出する。

   子育て世代は洗濯物も多い。家族が「行き交う」廊下ホールの一角に、広さ2畳程度の「室内物干しコーナー」を備え、夜間の洗濯による「見栄えの悪さ」と「乾き」に配慮した室内干しのスペースを用意した。

   「+NEST空間」「ペニンシュラキッチン」「家族ロッカー」「室内物干しコーナー」で価格は約60万円になる。

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