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得度した元武闘派組長が語る人生哲学

怒とうの生きざまとは
怒とうの生きざまとは

   宝島社は2010年5月15日、新刊本『憚りながら』を発売した。08年に指定暴力団の山口組を引退し、翌09年に天台宗系の無常山浄発願寺において得度した、武闘派団体・山口組後藤組の後藤忠政元組長に対する50時間におよぶインタビューをまとめたものだ。

   山一抗争、創価学会との攻防、伊丹十三襲撃事件など、幾度となく社会を震かんさせてきた事件に関わる後藤氏がそれらを振り返りながら自身の生き様を吐露している。裏社会を突っ走った後藤氏の人生哲学は興味深い。

   単行本、317ページ。定価1500円。