2024年 3月 19日 (火)

高所恐怖症の人は見ないで下さい シンガポールに地上200メートルの「空中庭園」 

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   アジア各国で続々とリゾート開発が進むなか、シンガポールのベイサイドに巨大総合リゾート施設がお目見えした。米リゾート開発会社が土地取得費用とあわせて55億米ドル(約4950億円)を投じて開発した「マリーナ・ベイ・サンズ」(MBS)。ホテルやコンベンションセンター、カジノなどを備えた大型リゾートで、開発会社は、「シンガポールに、これまでになかったエンターテインメントを提供する」と意気込んでいる。

55階建ての建物3つを空中庭園で結ぶ

超高層ビル街を背景。下をみると・・・(写真上)、道のように続いている「スカイガーデン」のプール(同下)
超高層ビル街を背景。下をみると・・・(写真上)、道のように続いている「スカイガーデン」のプール(同下)

   MBSは、シンガポールの観光スポットとして有名な「マーライオン公園」の対岸にある「マリーナ・ベイ」地区の総合リゾート開発の一環として開発されたもので、サンズ社が07年前半から建設を続けてきた。延べ床面積は約60万平方メートルにも及ぶ。

   10年4月にホテルやカジノなどの一部が先行開業していたが、10年6月23日、世界中から一流シェフを集めたレストランや、ルイ・ヴィトンを始めとする高級ブランド店など、施設の大部分がオープンした。

   MBSで最も特徴的なのが、ホテル(2560室)の構造。3つある55階建てのホテル棟(うち1棟は26度傾斜している)は、標高200メートルの屋上部分にある空中庭園「スカイガーデン」でつながれている。スカイガーデンは、サッカーコート3面以上の広さを誇り、レストランやバー、全長150メートルのプールを備えている。マーライオン公園や金融街の高層ビルといったシンガポールを代表する景色を横目に、食事やスイミングが楽しめるという珍しい施設。報道陣にお披露目された際も、そのほとんどが大パノラマに見入っていた。

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