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社会人がはまる位置ゲー「コロニーな生活☆PLUS」

通勤途中や出張、旅行の際に位置登録すれば、「プラ」はどんどん貯まる
通勤途中や出張、旅行の際に位置登録すれば、「プラ」はどんどん貯まる

   ケータイのGPS機能を用いたゲーム「位置ゲー」が、社会人を中心に人気を集めている。コロプラ社の運営する「コロニーな生活☆PLUS」がその先駆けだが、2010年12月現在の登録者155万人のうち、86.6%は成人(20代:42.8%、30代:33.6%、40代以上:10.2%)だ。

   同ゲームは、GPS機能を用いることで、ユーザーが実際に移動した距離に応じて貯まる仮想通貨「プラ」を用いて、自分の街(コロニー)を育てていくというもの。コロニーは最初こそ無人だが、農場や木や貯水池を整備すると、次第に人が住みはじめる。人が増えれば建物がテントからビルへと変化するが、資源(食料・酸素・水分)は減少。これを改善するためには、ユーザー同士でアイテムを購入するなどするのがポイントとなる。

   また、コロニーには不定期で、「隕石」が落下するイベントも。いん石からコロニーを守るには、実際に1キロ以上移動して回避するか、または早期発見のための「レーダー」、迎撃のための「ミサイル」、いん石の軌道をそらす「避石針」などのアイテムが必要。こうした仕掛けがゲームを面白くしている。

   さらに、より深くゲームを楽しむために、「コロカ」というサービスがある。日本各地の店舗と提携し行われているサービスで、提携店で商品を買うと、「コロカ」と呼ばれるカードを受け取れる。カードの裏面に書かれたシリアルナンバーをゲーム内で入力すると、そのお店限定のスペシャルアイテムを買う権利を得ることができる。現在は全国86店舗と提携。バーチャルとリアルの連携する工夫がうけているようだ。