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ソーシャルメディア市場規模は2005億円 ミック経済研究所

   IT分野専門のマーケティングを手がけるミック経済研究所は2011年1月6日、ソーシャルメディア市場規模が、広告収入および課金収入を合わせ、前年度比183.0%(2005億円)の見込みとなることを発表した。

   ソーシャルメディアを5つの分野(SNS、ブログ、Q&Aサイト、動画・画像共有サイト、クチコミサービス)に分類して調査。面接取材や各分野でサービスを運営する29社・33サービスの調査結果をベースとし、市場規模とトレンドを分析しまとめている。

   内訳は、広告収入が618億円で市場に占める構成比は30.8%、課金収入は1387億円で69.2%を占めた。課金収入については、前年度比247.9%で、2年連続200%を超える成長。ソーシャルゲームによる、アイテム課金やアバター購入課金の比率が大きいようだ。

   なお、同社では大きく成長している理由として、日本の携帯電話はドコモ、au、ソフトバンクなどキャリアが決済を代行する体制が整っているとし、ユーザーが安心かつ手軽に利用できると指摘している。