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新成人8割「日本の将来は暗い」雇用・景気なんとかして!

   マクロミルは、全国の新成人を対象にした「2012年新成人に対する調査」を2012年1月5日に発表している。調査方法はインターネットリサーチで、有効回答数は500だ。

私たちの世代が「日本を変えてゆきたい」約8割

   今年成人式を迎える新成人に、日本の未来についてどう考えているか尋ねたところ、「明るいと思う」と回答した人は20%にとどまり、「暗いと思う」という回答が80%にのぼった。

   一方で日本について、自分たちの世代が国を変えてゆきたいと思うか尋ねると、「そう思う」と回答した人は77%に達している。「グローバル化すべき」、「年金・医療制度の整備が必要」など今後の日本のあり方について触れ、日本を世界に誇れる国にしたいという意見が寄せられたという。

7割超が「政治」「経済」に関心あり

   政治・選挙・経済に対する関心を尋ねたところ、政治に対して「関心がある」と回答した人は72%、選挙に対しては59%、経済に対しては76%となった。これから日本が取り組むべきと思うことについて尋ねたところ、「雇用対策」が70%で最多、次いで「景気対策」が66%。関心がある政治・経済・社会問題については、「若者の就職率の低さ」が63%で最多、次いで「増税」「年金制度」が各々45%、「震災地復興の遅れ」「TPP」がともに39%となっている。