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ゆとりある動力性能、新型スクーター「PCX150」

   ホンダ(Honda)は、アイドリングストップ・システムを採用するなど環境性能に優れた原付二種スクーター「PCX」をベースに、新開発の水冷・4ストローク・単気筒150ccエンジンを搭載した軽二輪の新型スクーター「PCX150」を、2012年6月7日に発売する。

高い動力性能と環境性能を両立させた新開発150ccエンジン

PCX150(パールヒマラヤズホワイト)
PCX150(パールヒマラヤズホワイト)

   原付二種スクーターPCXの「コンパクトなサイズ」と「求めやすい価格」はそのままに、「ゆとりある動力性能と環境性能の両立」をキーワードに開発された「PCX150」。

   エンジンは耐久性と静粛性、燃費性能を高めた新開発のスクーター用グローバルエンジン「eSP(イーエスピー)」シリーズの150ccエンジンを搭載している。この水冷・4ストローク・単気筒150ccエンジンには、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)が採用され、エンジン各部の徹底的な低フリクション化により、49.0km/L(60km/h定地走行テスト値)の高い燃費性能を実現した。また、停車時に自動的にエンジンが停止するアイドリングストップ・システムも搭載している。

使い勝手を高める充実した装備

PCX150(ミレニアムレッド)
PCX150(ミレニアムレッド)

   車体には前・後輪に14インチの大径ホイールを採用し、優れた走行安定性と快適な乗り心地を実現したほか、Honda独自のコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)を標準装備することで、安定した制動力を効率的に得ることが可能になっている。

   デザインは、流麗なフォルムや特徴的なウインカー一体型のデュアルハロゲンヘッドライトなどで、上質な存在感を醸し出しているほか、収納には、シート下に容量25Lの収納スペースとフロントカウルに容量1.5Lのインナーボックスが設けられ、快適な使い勝手を実現した。

   メーカー希望小売価格は、32万9700円。