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プレミアムビールがNo.1 お中元「贈りたい」「もらいたい」ランキング

   お中元の贈り先といえば「会社の上司」「取引先」――そんなイメージは、すでに過去のものになりつつあるらしい。

   お中元意識調査委員会(調査機関:マクロミル)の調査によると、贈り先として「会社の上司」(19%)、「会社の取引先」(10%)など仕事関係はいずれも2割未満だったのに対し、むしろ「親・兄弟姉妹」(57%)、「親戚」(42%)といった「身近な相手」に多くの人がお中元を贈る傾向にある。

贈り先は「仕事関係」から「身近な相手」にシフト

「贈られたい」理由は「おいしいから」がトップ
「贈られたい」理由は「おいしいから」がトップ プレミアムビールの1つ、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」
プレミアムビールの1つ、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」

   お中元が、これまでのビジネス本位の習慣から、身近な人に日ごろの感謝を伝えるものへとシフトしていることがうかがえる。東日本大震災の発生以降、家族などとの「絆」を見直す気運が高まっていることもあり、こうした流れは加速していきそうだ。

   なお2012年のお中元に贈りたいもの、贈られたいものを尋ねると、「洋菓子」や「ハム類」を抑えてともにトップだったのは「ザ・プレミアム・モルツ」(サントリー)などといったプレミアムビールだった。贈りたい理由としては「普段飲んでいるビールより高級感があるから」(67%)、贈られたい理由としては「おいしいから」(70%)といった回答がそれぞれ多く、好評の背景には、その「プレミアム感」と味への信頼があることをうかがわせた。

   調査は2012年6月23日~24日、全国の男女704人を対象に行われた。