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「『和』の未来」がコンセプト 北陸新幹線「E7系」「W7系」、外観イメージ公開

   JR東日本JR西日本は2012年9月4日、北陸新幹線の金沢開業にむけ、新型新幹線車両「E7系」「W7系」を共同開発すると発表した。これにともなって、新型車両の外観イメージも公開された。

「日本伝統の色使い」と「走行する沿線の風景」を融合

車両の外観イメージ
車両の外観イメージ

   キーワードを「和」とし、今後首都圏と北陸新幹線沿線を結び、日本の伝統文化と未来をつなぐという意味から「『和』の未来」を車両のデザインコンセプトとしている。

   先頭形状では環境性能を考慮した空気力学的な最適形状とするデザインを取り入れたほか、車体上部には北陸新幹線の沿線に広がる空の青さを表現したという「空色」を、車体色には日本的な気品や落ち着きを表現したという「アイボリーホワイト」、車体中央の帯色には日本の伝統工芸である銅器や象眼の銅色と沿線の空の青さをモチーフに、伝統と未来的なイメージの融合を表現したという「銅色(カッパー)と空色」を採用した。

   JR東日本では2013年秋に、JR西日本では2014年春に第一編成が落成する予定だ。