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洗米時の栄養残存量、2割アップ 「かいてんユニット」搭載炊飯器

   シャープは2012年9月20日、お米の洗いムラと炊きムラを抑えた「ヘルシオ炊飯器 KS-PX10A」を発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は9万円前後と見られる。

ムラの少ない洗米と炊飯

写真はイメージ
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   内釜に3つの水流を作り出す「かいてんユニット」を搭載した炊飯器だ。お米一粒一粒の飛散や内釜への衝突を抑えて攪拌(かくはん)するので、ムラの少ない洗米と炊飯が可能になった。

   洗米時は、栄養などが豊富な白米表面の「サブアリューロン層」が削れるのを抑えられるので、手洗米に比べて、ビタミンB1などの栄養素の残存量が「約20%アップする」という。一方炊飯時には、攪拌(かくはん)により吸水が促進され甘み成分が増えたお米を、高火力の連続沸騰で炊き上げることで、「かいてんユニット」無しの場合と比べて、「お米表面の呈味(ていみ)成分が約32%アップし、ふっくらとしたおいしいごはんに仕上がる」としている。

   また、肉じゃがなどのおかずや、カスタードクリームなどのお菓子を手軽に作れる「まぜ技クッキング」メニューを42品搭載している。

   ボディーカラーは、レッドのみ。