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熊本県営業部長「くまモン」経済効果25億円の秘密

   自治体のPRキャラクターとして最も成功しているとされる一つで、年間の経済効果25億円という熊本県「くまモン」のオールカラービジュアル本が2012年9月27日に発売される。10年3月にデビュー以来、全国をPRで飛び回り、テレビやイベントへの出演など様々な活動をしてきた「くまモン」の成長の記録と、成功へのステップが明かされる。

「まるごとくまモンBOOK」

『熊本県営業部長 くまモンだモン!!まるごとくまモンBOOK』
『熊本県営業部長 くまモンだモン!!まるごとくまモンBOOK』

   「くまモン」は11年の九州新幹線全面開通に向けたキャラクターとして企画されたが、そのとぼけた表情と、ユニークな佇まいに人気が急上昇。熊本を全国にアピールする存在として成長していった。

   最初は熊本県の臨時職員の位置づけだったが、現在は熊本県の県職員で、営業部長という肩書き。配った名刺は5万枚、「ツイッター」のフォロアー数は6万人で、数々のキャラクターグッズを発売しているほか、エースコック、カゴメ、山崎製パンといった大手企業とのコラボ商品や、ローソン、ミニストップなどのコンビニのキャンペーンにも起用されている。11年「ゆるキャラグランプリ」で優勝した。『熊本県営業部長 くまモンだモン!!まるごとくまモンBOOK』(1050円)は竹書房から12年9月27日、全国の書店などで発売される。