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東浩紀「カフェ」をプロデュース 文系VS理系対立を超える…?

   思想家・小説家の東浩紀さんがプロデュースするカフェ兼イベントスペース「ゲンロンカフェ」が、東京・五反田に2013年2月1日オープンする。

   東さんは『一般意志2.0』などの著述のかたわら、「株式会社ゲンロン」を率い、雑誌「思想地図β」を刊行するなどの活動で知られる。Twitter(ツイッター)などネットを通じての積極的な発言も有名だ。その東さんが作る「カフェ」とは、はたしてどんなものになるのか。

「東京の知的風景を変えると信じてます」

「ゲンロンカフェ」トップページより。はたしてどんな空間が生まれるのか
「ゲンロンカフェ」トップページより。はたしてどんな空間が生まれるのか

   東さんがインタビューなどに語ったところによると、カフェ&バーなどとして営業を行う一方、「思想地図β」などに寄稿している論客などが週2~3回のペースで登場し、さまざまな講義を行う予定だという。ウェブサイトには、「文系と理系が融合する新型イベントスペース&カフェ」とのキャッチフレーズが大書され、東さんや批評家の市川真人さん、漫画評論家の伊藤剛さん、実業家の家入一真さんらによる講座・トークショーの日程が発表されている。

   また同店で行うイベントの模様を、他のカフェなど向けに生中継するサービスも実施する。「京都と福岡ではすでに決まり、ほか数都市で交渉中」(東さんのツイッターより)とのことだ。

   東さんは2012年12月4日、ツイッターで以下のように意気込みを述べている。

「ゲンロンカフェのオープンは、東京の知的風景を変えるとけっこうマジで信じてます。みなさんよろしく!」