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「借金が ワイルドだろう この国は」 「マネー川柳」入選作26句決まる

   お金がテーマの川柳を募集する「第9回オリックスマネー川柳」の審査結果を、オリックスは2013年1月16日に発表した。はがきやインターネットで7万3489作品が寄せられ、川柳家・尾藤一泉氏らによる審査で26句の入選作品が選ばれた。

「日本の状況、気分を描き出した」

   大賞に選出されたのは、熊本県40代男性の作品「総理の座 程にお金が 回らない」。尾藤氏は、「『総理の座』と『お金』という目の前の二つのモチーフを対比して並べただけだが、『回らない』という下の句によって、作者は見事に日本の状況、気分を描き出した。わずか十七音に託された表現の深さを感じる一句」と評している。

   オリックスグループ賞には「親のスネ iPSで 直したい」(神奈川県40代女性)や、「借金が ワイルドだろう この国は」など5作品が選ばれた。

   寄せられた句の中で、最も多かったキーワードは、前回と同じく「お金、金、マネー」で、続いて「消費税、増税、税金」だった。他には、ノーベル賞関係の「iPS」のほか、「金メダル」「金環日食」「LCC」なども多く寄せられた。