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「シュウェップス」からフルーツビネガーの炭酸飲料 コカ・コーラが挑む"お酢をめぐる冒険"

   日本コカ・コーラは2014年7月28日、傘下の大人向け炭酸飲料ブランド「シュウェップス」から、「フルーツビネガーゼロ マスカットレモン」を発売する。10年ほど前から注目度が高まり、その勢いに衰える気配がない"お酢ドリンク"ブームを背景に、「健康意識の高い20~40代の大人の女性」をターゲットとして、同社が初めて、フルーツビネガー(果実酢)に取り組んだ炭酸飲料だ。

フルーツビネガーゼロ マスカットレモン

佐田真由美さんをアンバサダーに迎え…
佐田真由美さんをアンバサダーに迎え…

   フルーツビネガーは、果実や果汁を主原料にした醸造酢の一つ。近年は、健康志向のなかで注目を集め、希釈して飲用するなどの消費が増えているという。

   「シュウェップス フルーツビネガーゼロ マスカットレモン」は、そのフルーツビネガーを、410ミリリットルのペットボトル1本当たり10ミリリットルを配合したゼロカロリーの炭酸飲料。ぶどう酢とレモン酢を使用することで、フルーティーで飲みやすい味わいを実現したという。

   酢には、含有するクエン酸の働きにより疲労回復や腸内環境の整備に効果があるとされ、クエン酸は酸味の強いフルーツに多く含まれるので、フルーツビネガーはより多くの効果が期待できる。

   酢にほかに、脂肪を減少させる働きによりダイエット効果もあり、血液循環を良好に保つよう促すので冷房のなかにいることが多い夏場にはさらに有効という。

   "お酢ドリンク"の需要は増えているとみられ、専門店や"酢カフェ"が街やショッピングモールに現れ、"酢ソムリエ"の存在がクローズアップされている。

   「シュウェップス フルーツビネガーゼロ マスカットレモン」410ミリリットル入りペットボトルのメーカー希望小売価格は140円(税別)

   日本コカ・コーラでは、製品の発売と前後して、モデルや女優など幅広い活躍をしている佐田真由美さんを「アンバサダー」に迎え、「私は妥協しない」キャンペーンをスタートする予定。