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資生堂、英バーバリー製化粧品の日本への輸入・販売で提携

   資生堂は2015年6月2日、英国を代表するラグジュアリーブランド、バーバリーが製造するメーキャップおよびフレグランス商品の日本への輸入・販売を手掛ける契約を交わしたと発表した。

  • 「My Burberry」
    「My Burberry」
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新フレグランス「My Burberry」を阪急うめだ本店などで

   資生堂グループは、在仏の子会社を通じて、バーバリーのフレグランスの輸入販売業務を一部の国で行ってきた。日本でのバーバリーのメーキャップおよびフレグランスの取り扱いは初めてとなる。

   バーバリーにとって、資生堂との提携は、日本で進めているグローバル商品の拡大の一環。バーバリーは日本国内の従来のライセンス契約がこの夏に終了するが、化粧品などと伝統的な英国製のトレンチコートやスカーフをはじめとするグローバルコレクションへの一本化が実現する。

    バーバリーは14年9月に新フレグランス「My Burberry(マイバーバリー)」を世界各国で発売。同製品は雨上がりのロンドンの庭園をコンセプトにしており、トレンチコー トと同じ英国製のギャバジン生地のリボンをひとつひとつ結び、キャップにはコートのホーン(角(つの))ボタンを模した素材を使用するなど、ボトルもバーバリーのヘリテージ・トレンチコートと同じ理念によってデザインされ、高いクラフツマンシップ(職人技)によって作られている。

   「My Burberry」の日本発売にあたり、資生堂は国内ディストリビューターとして2015年6月3日より阪急うめだ本店(大阪市)と阪急オンラインストア、バーバリー直営の5路面店および13ショップインショップでの流通を手掛け、その後も継続的に百貨店を中心に販売拠点を増やす。