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東京五輪に向けて「おもてなし」を養う 亜細亜大学に「スポーツ・ホスピタリティ」コース設置

   亜細亜大学(東京都武蔵野市)経営学部ホスピタリィ・マネジメント学科は、2016年度からリニューアルを行い、「スポーツ・ホスピタリティ」をコース化する。また、コース設置に先立ち15年9月から16年1月まで、オリンピック教育推進のための公開講座を実施する。

  • 新コース開設
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無料で受講できる「公開講座」も開催

   2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、スポーツ関連の人材需要が高まるとみられている。亜細亜大では04年からホスピタリティ(おもてなし)教育を専攻として設置しているが、東京五輪開催にあわせて、即戦力となる人材を育成するため、リニューアルを行うことになった。

   「スポーツ・ホスピタリティ」コースでは、ホスピタリティ系とスポーツ系科目を中心に、スポーツを「する」と「みる」ことを「ささえる」で構成される、スポーツ・ホスピタリティの理論と実務を学ぶ。入学試験は、AO入試、スポーツ・ホスピタリティ推薦入試、一般入試などを予定している。

   また、コース化に先立って、公開講座「ホスピタリティビジネス特講II(スポーツホスピタリティ)」を開催。日本パラリンピック委員会の島原光憲会長や、日本オリンピック委員会(JOC)の藤原庸介理事が登壇する。全15回(第14回は一般参加不可)。申し込み不要で、無料受講できる。

   コースリニューアルにあたって、同大OBで、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手、読売ジャイアンツの井端弘和選手らがコメントを寄せ、松田選手は「世界に視野を向け新しい知識をどんどん学んでもらいたい」、井端選手は「選手をサポートできる人材を数多く輩出するコースになることを望んでいます」と述べた。