異彩放つ新型マークX 走りの軌跡で風神・雷神を描く

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   トヨタ自動車は2016年11月22日、安全面を強化するなどのマイナーチェンジを施した高級FRセダン「マークX」の新型を発売した。フロントを中心にデザインが一新されたほか、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」を搭載。スタイリングがさらに洗練され、安全装備の充実化で「大人のスポーティーセダン」に磨きがかかった。この新型マークXの発売を記念して同日から、同モデルの走行の軌跡で「風神・雷神図」を鮮やかに描くウェブムービーが特設サイトで公開されている。

  • ライトで車体を照らしながら光の線を重ね巨大な風神・雷神を描く
    ライトで車体を照らしながら光の線を重ね巨大な風神・雷神を描く
  • 新型マークXと芸術的な走行を実現した3人のトップドライバー。(左から)脇阪寿一さん、石浦宏明さん、大嶋和也さん
    新型マークXと芸術的な走行を実現した3人のトップドライバー。(左から)脇阪寿一さん、石浦宏明さん、大嶋和也さん

発売記念「MARK X Artistic Performance」ムービー公開

   ムービーのタイトルは「MARK X Artistic Performance」。車載照明でボディーをライトアップした新型マークXが「筆」になり、闇に包まれた広大な敷地を「キャンバス」として「風神」と「雷神」を描く様子を記録、ニューモデルの走行性能をアピールしている。正確な走りで生み出される光の軌跡が徐々に「像」になる過程は、成熟したドライビングスキルが画面から伝わり芸術的でもある。

   アートの制作を担ったのは、いずれも日本を代表するトップレーシングドライバー、脇阪寿一さん、石浦宏明さん、大嶋和也さんの3人。時には速く、時には遅く、緩急をつけたドライビングが繰り返されて風神と雷神の姿が浮かび上がる。ラストは、ドライバーが手に持ったライトを掲げて「目」を描き入魂。作品は新型マークXの性能とドライバーの技術の融合があってこそという。

   風神と雷神は、千手観音の眷属(けんぞく)で、風神は風袋から風を吹き出し下界に風雨をもたらし、雷神は太鼓を叩いて雷鳴と稲妻を起こす。京都・三十三間堂の木造風神・雷神像(鎌倉時代)や、17世紀前半の作とされる俵屋宗達の屏風画(建仁寺蔵)が知られている。ともに国宝。

    マークXは2004年、ミドルサイズセダン「マークII」の後継車種として登場した。1968年に発売された「コロナ マークII」が歴代モデルで磨きあげてきた走りを受け継ぎ、グレードアップして生まれ変わった。

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