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香川真司、ドルトムント放出候補か 
CEO「攻撃の選手が多すぎる」

【スポメディア・ウォッチ】

   所属するボルシア・ドルトムントで出場機会に恵まれていないMF香川真司(27)が、放出される可能性が出てきた。

   2017年2月21日付ドイツ誌「キッカー・オンライン」は、クラブCEOのハンス・ヨアヒム・ヴァツケの「攻撃の選手が多すぎる」との発言を取り上げており、放出候補として挙げた5人の中に香川の名前もあった。

  • 香川真司(画像はドルトムント公式サイトのスクリーンショット)
    香川真司(画像はドルトムント公式サイトのスクリーンショット)
  • 香川真司(画像はドルトムント公式サイトのスクリーンショット)

「メンタルの強い選手」を探している

   ヴァツケCEOは「チームがより強くなるには、メンタルの強い選手が必要だ」と述べる。昨季、メンタルの強さを期待されてMFセバスティアン・ローデ(26)をバイエルン・ミュンヘンから獲得したが、けがの手術により現在十分な役割を果たせていない。

   その上でヴァツケCEOは「攻撃の選手が多すぎるので、何かがあるだろう。今はチームを助けられる選手とそうでない選手とを見定めている」と選手の放出を示唆した。「キッカー」は候補として、ローデに加え、FWエムレ・モル(19)、MFヌリ・シャヒン(28)、MFパク・チュホ(30)と香川をあげ、「このうちの何人かが今夏に移籍する可能性がある」としている。ドルトムントは1月、「ズラタン・イブラヒモビッチ2世」の呼び声もある身長190センチのスウェーデン人FWアレクサンデル・イサク(17)も獲得しており、期待が集まっている。

   香川は、昨季は29試合出場9得点を記録したが、今季は21節を終えて出場10試合(先発5試合)、得点はゼロとくすぶっている。