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三菱ケミカル、ウェアラブル端末で社員の健康管理 「やってほしい」「ディストピア感満載」

   三菱ケミカルホールディングス(東京都千代田区)は2017年12月18日、リストバンド型のウェアラブル端末を社員に配布する試みを始めた。社員の健康増進をサポートし、生産性向上を狙う。

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必要に応じて改善プログラムを提供

   三菱ケミカルHDと事業会社4社の社員約2万人を対象に、同意を得られた社員にFitbit社のリストバンド型活動量計を配布。18年からはグループ会社約5万人に順次拡大していく。

   歩数や心拍数、消費カロリー、睡眠データなどを計測し、社員はスマートフォンのアプリなどで確認できる。データは産業医も閲覧可能で、必要に応じて食事や運動、睡眠の改善を促すプログラムを提供する。

   社員の働き方や健康づくりは、多くの企業が課題としている。三菱ケミカルHDの広報担当者は12月19日、J-CASTトレンドの取材に対し、

「(今回の取り組みが)一つの成功事例として活用できるようであれば、この仕組みをビジネスとして展開していくこともゼロではない」

と答えた。

「1日中監視されているよう」

   同社の思い切った試みに、ツイッター上では

「これうちもやってほしいけど、ムリだろうなあ」
「会社で用意してくれるなら健康管理のために活用したい」
「1日中監視されているようで、嫌な感じだ」
「社員のプライベート 会社が監視。ディストピア感満載」

と、賛否両論あがった。