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松坂大輔、黒星で抹消も首の皮一枚つなぐ 山崎武司氏「結果を残してくれないと...」

   4209日ぶりに1軍の先発マウンドに挑んだ、中日ドラゴンズ・松坂大輔投手。相手にチャンスを再三与えるも、要所を抑えて5回を8安打3失点(自責2)でまとめた。

  • 松坂大輔の登板は、新聞各紙が大きく扱った
    松坂大輔の登板は、新聞各紙が大きく扱った
  • 松坂大輔の登板は、新聞各紙が大きく扱った

粒ぞろいの中日先発陣

   開幕から小笠原慎之介、ジー、笠原祥太郎、柳裕也の4投手をつないだ先発リレー。松坂投手はラスト5番目のバトンを受けとった。

   先発ローテの一角をギリギリ勝ち取った形となったが、登板翌日の2018年4月6日、早くも登録抹消が決定。再登録は4月16日以降となる。スポーツ各紙によると、1軍には帯同し、中10日以上開けて次のマウンドに臨むという。

   結果をめぐっては賛否両論あがっているが、元中日の山崎武司氏は手厳しい。5日放送のラジオ「ニッポン放送ショウアップナイター」で解説をつとめた際、

「(松坂投手は)投げきれたっていう満足感はあると思いますが、それでは困りますからね。ローテーションピッチャーですから。結果を残してくれないと」

と注文を付けた。

   中日の先発陣は、昨季開幕投手をつとめた大野雄大やドラフト1位ルーキー鈴木博志、若松駿太、吉見一起、鈴木翔太投手など粒ぞろい。山崎氏は「順番としては(松坂投手よりも)そっちの方が先」と言い切る。

   次回のピッチングはまさに正念場だ。"平成の怪物"復活を印象付け、外野の批判を一蹴する結果が求められる。