「母の日」に本当に欲しいのは... 親は子や孫とつながっていたい
パナソニック(大阪府門真市)は、家族と同居していない親子のコミュニケーションに関する調査を実施した。
調査からは、世のお母さんたちが「母の日」に本当に欲しいのは何かが浮き彫りとなった。
「月5回はコミュニケーションを取りたい」
調査対象は、親と同居していない30~40代の既婚男女2000人の「子ども」と、子どもと同居していない30~40代の既婚男女300人の「親」。まず子世代に、母の日と父の日のギフトについて「おいしいものや良いものを贈りたい」か「子や孫の元気な姿を見せたい」のどちらに近いか選んでもらったところ、「おいしいものや良いものを贈りたい」が56.8%、「子や孫の元気な姿を見せたい」が14.8%だった。親世代には、「おいしいものや良いものを贈ってもらえるのが嬉しい」か「子や孫の元気な姿を見られるのが嬉しい」のどちらに近いか選んでもらったところ、「子や孫の元気な姿を見られるのが嬉しい」が45.3%、「おいしいものや良いものを贈ってもらえるのが嬉しい」は29.3%となり、子どもが贈りたいものと親が求めるものにズレが生じているのがわかった。
一方、家族と同居していない親子に、理想のコミュニケーション頻度を聞いたところ、親子ともに月4.9回との回答が出た。頻繁に会うことはできずとも、お互い月5回は連絡を取りたいと考えているのがわかった。
また、親に、コミュニケーションで知りたい内容を聞くと、「子ども自身が元気にしているかどうか」が60%、「孫の成長」が50.7%、「内容はなくても、顔を見たり声を聞いたりしたい」が49.3%となり、親は子どもや孫に関する情報を求めている。
調査は2018年3月2日から3月4日の3日間、インターネットリサーチとして実施された。