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サッカー日本代表の試合をARで楽しむ 「5G時代」見据えた新たな観戦の形

   大手通信会社KDDIと日本サッカー協会(JFA)、キリンは、2019年3月26日に行われたサッカー「キリンチャレンジカップ2019」日本―ボリビア戦でAR(拡張現実)技術を活用した「ARサッカー観戦」サービスを、試合が行われたノエビアスタジアム神戸の一部のシートで実施した。

  • テレビ映像を使った「視点ジャンプ」」も!
    テレビ映像を使った「視点ジャンプ」」も!
  • テレビ映像を使った「視点ジャンプ」」も!
  • 試合中にARゲームも!!
  • スタッツゲームも充実

自席のタブレット型端末を駆使、チームや選手のスタッツを表示

   同サービスは「XRテクノロジー」導入の先駆けとして行われた。「XR」とはARやVR(仮想現実)といった技術の総称だ。スタジアムの一部シートにタブレット型端末を設置。次世代の通信規格「5G」時代を見据えた施策として、AR技術を活用した以下のような楽しみ方を提供した。

(1)視点ジャンプとスタッツ表示
=自席以外の好きな視点から試合を観戦できる「視点ジャンプ」(テレビ中継の協力も得て実現)。また、チームや選手ごとのスタッツ(チームや個人の成績をまとめたデータ)を表示。スタッツはリアルタイムで更新され、試合をより詳細に楽しめる
(2)スタッツゲーム
=試合前、シュート数やボール支配率など、さまざまな要素で試合結果を予測するゲーム
(3)ARゲーム
=「KIRIN CHALLENGE CUP キックターゲット」という名称。ハーフタイムなど、試合中以外の時間で、AR空間上に現れたゴールの的を打ち抜くというもの

   同企画を進めた「au BLUE CHALLENGE」は、

「全力を全力で応援する。賢明なプレーをする選手たちとともに、私たちauも挑戦します。勝利へのサポートから、新視聴スタイルの提案、あるいはプロダクトの開発まで。auが持つ通信テクノロジーを生かして『新しいサッカー体験』の創出に挑み、サッカー日本代表を全力で応援していきます。味わったことのない興奮を、皆さんと」

とコメントしている。