400年の伝統と革新が交差する「もの作り」フォーラム開催

同志社大学宮廷文化研究センターが、寛永行幸から400年を記念し、伝統文化と現代の「もの作り」が融合する可能性を探るフォーラムを開催します。
概要
寛永三年(1626年)の徳川家光による後水尾天皇の二条城行幸から400年を記念し、伝統文化の技と心が現代の「もの作り」を通じて新たな価値を生み出す取り組みを紹介するフォーラムが開催されます。国文学研究資料館所蔵の伊藤若冲の団扇図や、萬亀楼に伝わる『二条城行幸御献立絵図』が、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの古文書複製技術と、小丸屋住井の団扇・扇子仕立ての伝統技術によって再現されました。本フォーラムでは、文化・技術・学術が交差する新たな「もの作り」の可能性を探ります。
フォーラム概要:
日時:2026年7月4日(土)13:30~16:30
会場:同志社大学 今出川校地 良心館207教室
主催:同志社大学 宮廷文化研究センター
参加申込:要申込、定員100名。参加費無料。
参加申込リンク:https://x.gd/uZCnU
400年前の文化遺産を現代技術で蘇らせる
本フォーラムでは、寛永三年(1626年)に行われた徳川家光による後水尾天皇の二条城行幸「寛永行幸」に焦点を当てます。この歴史的なイベントでは、京都の文化が大きく花開きました。それから四百年を経た現在、国文学研究資料館が所蔵する伊藤若冲の団扇図や、有職料理・萬亀楼に伝わる『二条城行幸御献立絵図』といった貴重な文化遺産が、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの古文書複製技術によって精緻に再現されました。さらに、寛永元年創業の歴史を持つ小丸屋住井が、これらの美しい図柄を団扇や扇子へと仕立て上げ、伝統の技と現代の技術が融合した新たな価値を創造します。
文化継承と「もの作り」の未来を探る
フォーラムでは、伝統文化を未来へと継承し、発展させていくための方法論が議論されます。日本文学の知の集積地である国文学研究資料館の知見も交え、文化、技術、学術が交差する地点から、新たな「もの作り」の可能性が探求されます。当日は、富士フイルム京都工房の「もの作り」や複製の底力についての講演、そして「二条城行幸御献立絵図」の読み解きや、小丸屋住井の400年にわたる歴史についての紹介が行われます。その後、福田智子氏(宮廷文化研究センター長、文化情報学部 教授)を司会に迎え、活発なディスカッションが展開される予定です。
まとめ
同志社大学宮廷文化研究センターが主催する本フォーラムは、400年前の歴史的イベント「寛永行幸」を起点に、伝統文化と最新の複製・工芸技術が融合した新たな「もの作り」の可能性を探る貴重な機会です。文化遺産の継承と発展を目指し、学術的な知見も交えながら、未来への展望が語られます。