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「夕張はヒーローだった」

   夕張市の財政破綻が明らかになってから、この番組も9回とりあげているそうだが、第10弾が「笑顔の年末年始」の話題あれこれ。

   なかで、市の予算がなくて開催が危ぶまれた成人祭を、手作りでやろうとしている新成人の土屋美樹さん(19)の実行委は、番組が応援してきた。おかげで夕張市民はもちろん全国からも募金が集まって、明後日の開催にこぎつけた。

    だから、キーワードは「感謝」と「手作り」、テーマは「ありがとう」なのだそうだ。過去の放送でのみのもんたもちょっと流れたが、いい話だけに、ナマでないのが弱い。

   ほかに、暮れに夕張に赴任にした村上智彦医師(45)の大晦日のルポ。財政破綻で総合病院から診療所に変わるところへ、あえて乗り込んだのは?の問いに、「夕張はヒーローだったんですよね。炭坑から観光への切り替えで成功した」。道産子の心意気、スタジオの気のないコメントよりはるかによかった。