「笑いの精神」がほしかった!「ミヤコ蝶々ものがたり」

2007/3/16      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事を含むECナビ人気ニュース   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!   コメント(7)  

   3月15日の夜は、テレ朝のスペシャルドラマ「ミヤコ蝶々ものがたり」を見た。8年前に亡くなったミヤコ蝶々さんの人生を描いたドラマだ。

   蝶々さんは、オレがまだADのときに「しろうと寄席」という番組の審査員として出てもらったことがある。そのころから相当長くおつきあいさせてもらったので、このドラマも楽しみにしていた。

   主役は久本雅美。どんな「芸人・ミヤコ蝶々」になるんだろうと思っていたら、全然芸人ぽくない感じだったので、びっくりした。オレの予想とは違うメロドラマ風のラブストーリー。久本がマジメに演技していて彼女にはいい勉強になったんだろうが、オレ的には期待外れな感じだった。

   大石静の脚本だから、本はしっかりしている。橋爪功や石倉三郎といった俳優たちも達者に演じていた。でも逆に、一生懸命作りすぎて「遊び」がなかった気がする。芸人の話なのに、笑いがないんだもん。

   実際の蝶々さんは、大阪のフワっとした軽さをもった人だった。人を食ったようなことを平気でやる茶目っけがあった。昔、蝶々さんの事務所に電話したとき、どう聞いても本人が出ているのに、「留守です。ただいま、お出かけしています」と返されたことがある。蝶々さんは破天荒なところがある人だったんだけど、このドラマではそういう面は出ていなかったね。

   もっと「笑いの精神」が出ているとよかったんだが、そこまでの余裕はなかったということなんだろうなぁ。

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