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「合理的な理屈では説明できない」

2007/5/16 13:30

   白虎隊のふるさと会津若松。今ごろ郊外に出れば、若葉が陽に照らされてキラキラと光彩を放つ、まばゆいばかりの季節を迎えているはずだ。その会津で、17歳の少年が母親の生首を持って警察に出頭するとんでもない事件が起きた。

   『スパモニ』は『総力取材による緊急特集』と、少年が通っていた高校、少年を知る実家周辺の人を取材した。しかし、少年の心中は、漆黒の闇のままだ。

   少年の中学時代を知る実家周辺の人によれば、スキーのジャンプの選手で優勝経験もあり、「活発でいい子」。それがアパートを借りて通っていた高校となると、友達の印象は「静かな子」。担任の先生は「打ち解けない、心を開かないタイプの子供」に一変する。

   今年4月、3年生になってから学校を時々休むようになり、4月16日からは全く来なくなった。担任の先生が問いただしたら「気力が起きてこないような答えだった」という。総力取材でも、分っているのはここまで。

   コメンテーターの作家、若一光司は「04年11月のイラク戦のさなか日本人が首を切断された事件があった。その模様をインターネットでダウンロードするのが子供たちの間で流行った。(その時の)首を切るのをイメージしたのではないか」と、ちょっと意外な説を。スタジオは、気詰まりな雰囲気が漂ったが・・・しかし、少年とイラクの日本人首切断を結びつける話はない。作家の想像の域をでないといっていい。

   そこでタレント、伊集院光が「ボクもいじめを受けたというのではなく、孤独から高校3年になって全く学校へ行かなくなった。居心地の悪さからの出口にお笑いの世界を見つけた」と、思春期の似たような経験を告白。

   ジャーナリストの鳥越俊太郎も「『テロや戦争がなくなればいい』と言っているようだが、意味がよくわからない。合理的な理屈では説明できないと思う」。

   昔、敵の大将の生首を槍の穂先にくくり手柄にした戦国の話は聞いたことはある。遺体の処理に困ってバラバラにした事件も最近多い。しかし、母親の生首を持って警察に出頭というのは前代未聞。

文  モンブラン

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