「金より落語を残したい」桂歌丸の心意気

2007/6/12      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事を含むECナビ人気ニュース   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!   コメント(1)  

   6月1日の昼にNHKのBSハイビジョンで「わたしが子どもだったころ」という番組をやっていた。これは今年の1月から始まったシリーズで、有名人の子供時代を、本人の語りと再現ドラマで描き出そうという番組だ。

   今回の出演者は、笑点の司会者として有名な落語家の桂歌丸。ふだん笑点でやっているのとはちょっと違う雰囲気で、子供時代の話を語っていた。歌丸さんは昭和11年生まれで、オレは12年生まれ。同じ世代なのだ。

   少年時代は戦時中だったので、空襲や疎開のエピソードが出てきたり、日の丸弁当とか、家族が卓袱台(ちゃぶだい)を囲んで貧しい食事をするシーンが出てきたりした。オレも自分の子供時代、モノが何もない時代を思い出し、非常になつかしかった。

   歌丸さんは昔はチャランポランな感じだったけど、今は落語芸術協会会長にもなって、古典落語に一生懸命取り組んでいる。ちょうど70歳だが、「これから何をやりたいか?」と聞かれて「落語を残していきたい。金を残しても仕方ないから」と言っていた。

   彼は独特の雰囲気のある落語をやる人で、いま油が乗り切っている。落語には定年がないんだから、これからも元気でがんばってもらいたいなぁ。

      卓袱台を 囲む家族の あったかさ

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