角界は土俵外の騒動のほうがにぎやかだ。横綱朝青龍の"仮病サッカー処分"に続いて時津風部屋もリンチ殺人事件。国技・大相撲の実態は本場所よりも注目されている。
朝ズバッ!は「解雇」処分が確実となり、相撲界から永久追放されることになる時津風親方の続報。
続報ばかりではつまらないわけで、番組では角界全体が悲鳴を上げている"時津風ショック"を取り上げた。「こんな世界に夢はない」と入門志願者が続々と辞退しているという。
「3人の中学生から入門辞退の申し出がありました。来春入門予定でしたが、3人とも高校に行くことを決意したそうです」(ある部屋のおかみさん)
「うちでも将来有望な高校生をスカウトする予定だった。こんな事件が起ったから多分ダメだろう。ただでさえ少子化で人が集まらないのに、これは相撲界の大変な危機だ」(B親方)
新弟子検査の受験者数のグラフを手にしてみのもんた。
「1991年には234人でした。そうです、若貴ブームでした。これをピークにダダダと減っています。この間の名古屋場所のときはゼロだったといいます。・・・こうなれば若貴にもう一度戻ってもらいましょう」
ゲストの元小結・龍虎は言い切った。「相撲界には明日がない」
ところで朝青龍はどうなってるのか。スポーツ紙によれば、来年初場所(08年1月13日初日)復帰に向けて、けいこを再開したという。「モンゴルでは最近になってシコも踏んでいる」「10月中に一時再来日する予定」「症状によっては再びモンゴルで治療を受ける可能性も」・・・
またしても龍虎がズバリ。「ルールを守らない横綱ですから・・・帰って来ないんじゃないすか」
角界騒動の続編は朝青龍がどう出るか。注目ネタは尽きない。