あわや大惨事 バス運転手「驚愕の非常識」とは
2008.01.15 11:27
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昨日(1月14日)朝、山形県鶴岡市内の国道112号線月山第2トンネル内で、庄内交通の高速バスの運転手(52)が突然意識を失い、バスが蛇行を始めた。
気づいた乗客の男性がハンドルを操作し、タイヤを縁石にこすらせて停車させ、間一髪、乗客26人の命が救われた。
「周りをガードされているトンネルだからよかった。これが山あいの崖っぷちならどうなります。皆さん」(みの)
あわや大惨事のところを、男性のとっさの判断で乗客にケガ人も出ず、無事で済んだのだが、「無事でよかった」だけでは済まされないのが、運転手の意識を失った理由。
顔面蒼白だったという運転手が意識を取り戻して語ったところによると「前日風邪をひいたので、風邪クスリを飲み眠くなってしまった」のだという。この後、運転手はインフルエンザと診断されている。
この日朝、会社側は点検でアルコールと体調チェックを行ったが異常はなかったという。しかし、本人を含め「タカが風邪ぐらい」と、おざなりのチェック、「狎れ」があったのではないか。
TBSシニアコメンテーターの川戸恵子は「風邪クスリを飲んだら眠くなるのは誰でも知っているはず」と呆れ顔。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト