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素人をナメたらいかん

   NHKののど自慢チャンピオン大会を見た。いわゆるグランドチャンピオン(グラチャン)を決めるものだ。15組のチャンピオンたちが出場した。

   鬼束ちひろの「月光」を歌った福島のおネエちゃんが優勝した。みんな一生懸命に歌っているのが伝わってきた。なまじっかのプロより気持ちが入ってるな、という出演者もいた。そして気持ちだけじゃなく、みんな上手だった。難しい歌にも挑戦していてレベルが高かった。

   のど自慢なんて久しぶりに見たけど意外と面白かった。出演者は若い人が多かったけど、曲自体は演歌もあったし幅があった。ファッションもそれぞれ工夫していたし。昔ながらの形式だけどいい番組だな、と今更ながら感じた。

   変な番組見るよりよほど安心してみることができるのでは? こういう番組は、一歩間違うと、歌う人の単なる自己満足に付き合わされるだけになりかねない。歌のレベルの高さや元気よさ、エネルギーがあってこそだろう。

      グラチャンは だれが勝っても 納得だ