2024年 4月 19日 (金)

コンビニ「24時間」廃止論 「気休めエコ」なのか

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   コンビニの深夜営業は、温暖化対策のために止めるべきか残すべきか。今朝の東京新聞の報道をもとに、この問題を取り上げたテリー伊藤が「少しは我慢することも必要だ」と熱弁を振るった。

人生そんなに便利でなくてもいい

   「そろそろ24時間(深夜)営業を止めてはどうか」。東京都や神奈川、埼玉、京都などの自治体がコンビニに自粛を求めているのに対し、コンビニ側は様々な理由をつけて反論。番組が、両方の言い分をフリップで示した、その争点とは……

<温暖化対策>
コンビニ:「夜11時から翌朝7時まで閉店してもCO2削減は、日本全体の0.009%」
自治体:「時間短縮でCO2削減、省エネを推進」
<経営や雇用への影響>
コンビニ:「売り上げ20%程度の減少、失業者の大量発生」
自治体:「夜間の人件費削減」
<防犯対策>
コンビニ:「深夜コンビニに駆け込む女性が1万3000人(07年)いて交番の代替機能」
自治体:「深夜徘徊など青少年の非行につながるおそれ」

   これに対し東大教授のロバート・キャンベルは「トータルで考えるとものすごいエネルギーを無駄に使っているのは確かだが、ボクの近所のコンビニはやって欲しい」。

   モデルの冨田リカは「個人の生活で考えると24時間はいらない。ただ、夜中にアイスクリームが食べたいと思うときもあるので……」。

   葉山エレーヌも「あった方がいいですよ」。

   存続派が多い中でテリーが「夜中にアイスクリームは食べない方がいい。オニギリ1つ前もって買っておくこともできる。人生そんなに便利でなくてもいい。とくに照明は明るすぎますよ。少し我慢することも必要だ」と。

   最後に司会の加藤浩次が中間をとって「カラオケボックスやレンタルビデオ店など深夜やっているところはいっぱいある。『24時間営業』を謳うのを外したらいい。やりたくないところは止める」

   過当競争の末、皆が右へならえで営業しているのだから、そうすんなりと止められるものかどうか。

   *<編集部注>*
J-CASTテレビウォッチで連載中の「横澤彪のチャンネルGメン69+1」が、「テレビの貧格」(東洋経済新報社、1400円=税別)として出版されました。出版を記念して、テレビウォッチでは、横澤さんの直筆サイン入り「テレビの貧格」を5人の方にプレゼントします。みなさんに川柳に挑戦して頂き、「優秀賞(Gちゃん賞)」に選ばれた5人の方へ郵送させて頂きます。詳しくは以下の記事に載っています。なおケータイからは、応募欄へのアクセスはできません。PCのご使用をお願い致します。

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文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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