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オリンピック「大予言」的中

   <テレビウォッチ>「小倉さーん、おはようございます」。番組冒頭、日本のスタジオで留守を預かる笠井信輔アナが北京の小倉智昭に呼びかける。

その通りになりました

   と、水泳の北島康介選手が金メダルを獲得(したのを目の前で観戦)した喜びを語るのもそこそこに、本題を切り出す小倉。「で、ボク、ほら番組で言っちゃったじゃないですか。(北島が)世界記録で絶対優勝しますって」と問わず語りに予言的中をアピールする。

   小倉といえば、その後出し予言を当欄ではさんざんあげつらわせていただいているが、今回ばかりは――たいした「大胆予想」でもなかったが――事前に番組で言っていたのだった。小倉はオリンピックで金メダルを獲った選手にも劣らぬ笑顔を浮かべている。

   そして、このネタはVTR明けにも繰り返されるのだった。「小倉さん、昨日のコメントが見事その通りになりましたね」と笠井が呼びかける。どこまでも"小倉神話"の構築にはげむとくダネ!である。

   ただ、笠井の口調には微妙にからかいの成分が含まれているように聞こえなくもなかったが、小倉は素直に受け取ったのか、とにかく上機嫌であった。「その通りになりましたがね……」