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レスリング浜口親子にみる 「4年」の重み

2008/8/18 11:49

   <テレビウォッチ> 「気合いだ、気合いだ」の浜口親子が、北京のスタジオに現れた。浜口京子はアテネと同じ銅メダルだったが、今回は笑顔が違った。

表情が違うんですよ

   「アテネのときよりも嬉しかったというのは、なぜ?」と赤江珠緒。

   「まず出場するのが大変だった。自分を信じてそれを乗り越えてきた北京なので、同じ銅メダルでも喜びは倍増」と浜口京子はいう。「レスリングが好きだったこと。家族の支え。沢山の人が応援してくれたこと」

   表彰式のあと、「父の首にかけてあげたい」といっていたメダルは? 「かけてあげました」

   アニマル浜口は「いや、嬉しかったねえ。ガハハ」「宮本武蔵になれといった。マットにあがったときはひとりなんだと。よくがんばったねぇ。世界一幸せなオヤジですよ。ガハハ」

   14歳から進んだレスリング。父アニマルとの二人三脚17年の軌跡を、映像が見せた。アテネの後、世界大会で勝てなくなった。北京代表に決まったのも、ぎりぎり4月のアジア選抜だった。そうした末の銅メダルである。浜口は「北京オリンピックはわたしの一生の宝です」という。

   ビデオの中でアニマルがしみじみという。「不器用な子ですが、純真、心の美しさ、秋の空のように透明な心をもっている。不器用な親子ですよ」

   赤江が「みんな表情が違うんですよ」という。確かに違った。浜口と吉田沙保里、伊調千春、伊調馨。アテネと同じ4人がそれぞれ同じメダルを獲ったのだが、みんな涙を流して喜びを表した。

   吉永みち子が、「こんな一心同体の親子っているのかしら。それと、4年てすごいんだなと。一度メダルを獲っちゃったあと、4年持ちこたえるのがいかに大変か」

   昨夜の砲丸投げ決勝で5位に沈んだ室伏広治の言葉が浮かぶ。「4年間が1時間で終わっちゃった」。アテネの金メダリストの4年間がいかに過酷で孤独なものだったか。凄まじい世界なんだなと。

文  ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト

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