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「エド・はるみ、すごく政治家に向いている」

   <テレビウォッチ>北京五輪はとっくに幕を閉じ、学校の夏休みもほぼ終わった9月1日、何を取り上げるかと思っていたら、土日放送した24時間テレビの舞台裏だった。

   お金も時間もかけたので24時間だけではもったいないという訳だろうが、視聴者的には食傷ぎみ。しかも総花的なおさらいでメリハリもなく、付き合いきれない感じだったが、113キロマラソンの走者エド・はるみにしぼったあたりが若干、救いになった。

   といっても、走りの途中でのトラブル、沿道の頑張れコール、過去の24時間マラソン経験者の励まし、感動のゴールはお定まりだろうけど。

   スタート前、「人は命あるかぎり、いくつであってもいつからでも変わることができる。そのことをお伝えしたく私は走りつづけます」と宣誓して走りだしたエドは、沿道からの声援にそれぞれ丁寧に挨拶を返し、ゴール後は「スタッフ、出演者の応援のおかげで完走できました」と心配りを忘れなかった。

   勝谷誠彦が彼女の態度にいたく感心したようで、「エドさん、次の総選挙に出ませんか。ものすごく政治家に向いている。強い意志とサービス精神、言語明瞭なところ。足元に及ばない奴が永田町にはいっぱいいますからね」と持ち上げていた。