<テレビウォッチ>母親が子どもの点滴に汚水注入するという考えられないことが起こった。母親は、「ずっと付き添ってやれると思った」といっているというが、はて?
この母親は35歳、夫49歳、13歳の長女がいる。問題の子は5女(1歳10か月)で、2008年11 月に岐阜の病院から京大病院に移されたが、その際の検査で、血液から通常では考えられない細菌が検出された。
また、母親の行動が不審だったため、ビデオで観察した結果、点滴に古くなったスポーツドリンクを注入していたことがわかり、京都府警は母親を殺人未遂容疑で逮捕した。京大は、「水回りとか腐った水にある菌で、一匹でも重大」という。全身の臓器に汚染が拡がるからだ。
実はこの母親は、2女、3女、4女を同様の感染症で亡くしていて、いずれも生後1年くらいからおかしくなっていた。夫も家族も「信じられない。わからん」「殺意があったとは思えない」というのだが、3児についても今後調べることになりそうだ。
加藤浩次が「病気になれば、看病できるからと?」と疑問。
レポートの阿部祐二は、「こんな知識をどうして知ったのか? みなさん知ってましたか?」と聞いた。むろん、だれも思いもしないことだ。
母親は、パソコンや医学書から知識を得たとみられるのだという。にしても、わが子を病気に?
かとうかず子は、「なぜこんなことするのか分からない。思春期の難しい時期の中学生がいるんでしょう」と、母親の顔になる。
さかもと未明は、「寂しさがあったのか」
テリー伊藤が、「気持ちはわかる」といいだした。「3人死んでる。その恐怖があったかもしれないし、最初の2女のときに、もうバランスを崩していたかもしれない」と、なんだかよく分からない。
八代英輝は「逮捕は殺人未遂だが、(母親は)傷害までは認めているが殺人は否定してる」
加藤が「これから過去のことも調べるんでしょうが、母親の供述しかないのか」
「カルテも残ってるだろうから……」(八代)
これもまた、理解を超えた事件のひとつになるのだろうか。