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ディズニーランドの「後味悪い」泣ける話 笠井アナ「大きな矛盾が…」

   <テレビウォッチ> 「(これって)どうです?」と笠井信輔アナ。ベストセラー本の盗用疑惑で、問題の2つの文章を対照してみると、たしかにそっくり。著者側は、既にインターネット上で流布されていて、誰もが知ってる話だから(OK)、との判断で掲載したという。

泣いたクチなんですが…

   オリジナルと目されるのは2004年の「小さな親切はがきキャンペーン」で日本郵政公社総裁賞を受賞した文章の「あひるさん、ありがとう」。もうひとつは、「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」のなかの一編、「大きな白い温かい手」。

   タイトルの「白い温かい手」という文言も「あひるさん」中に見られ、違いは「あひる」が「ドナルド」に替わったことぐらい。

   本の帯には「東京ディズニーランドのキャストだけが知っている涙が止まらない物語」とあり、「みんなが知ってる話だから、という釈明と大きな矛盾が生じてるんですよ」と笠井。

   「最後のパレード」を読んだという目利き自慢の小倉智昭キャスターも、今回ばかりはすっかり騙されてしまったようだ。「読んで、泣いたクチなんですが……。なんか、後味悪いねえ」。オレの流した涙を返せ、とでも言いたげであった。