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「珍獣ハンター」イモトに下された指令 24時間マラソンとヘビ

   <テレビウォッチ>24時間テレビでマラソンを走る芸人のイモトアヤコがスタジオへ。番組制作費削減の影響なのかはしらないが、とにかく地味な人選ではある。

最後まで楽しい感じで

   そんな視聴者の思惑はよそにして、あるいは意識してのことか、番組コメンテイターのテリー伊藤は「はじめて会うけど、いい顔してる。24時間、ホント楽しみだね」を口火に、「いい顔」「特別な才能がある」などとイモトをさかんに持ち上げ、盛り上げる。が、司会の加藤浩次によれば「去年のエドさんにも同じコト言ってた」。

   一方で、天才演出家は、24時間マラソンにややマンネリも感じているのか、「ヘビとか巻いて走ってほしい」「20キロごとにダンスして」など、思いつきの新提案を連発。さらには24時間マラソンの連綿と続く物語性を根底からくつがえそうと企んでいることが露わになった。

   「(ランナーを)見てると、最後苦しい顔すんですよ。(イモトは)いい顔だから、最後まで楽しい感じで走ってほしい」「ツラいときにツラい表情って、日本人誰でもやるじゃない。そうじゃない表情見せてほしい。価値観を変えてほしい」

   イモトのほうは、「あー」と合いの手は発していたものの、了解するようなコメントはなかった。