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ジャーナリストの「自由研究」 今の子どもの参考になるか

   <テレビウォッチ>夏休みの自由研究の道具売り場がにぎわってる――との日経新聞記事を紹介した番組。さきごろの皆既日食ブームの影響もあってか、人気は天体望遠鏡や顕微鏡などの「観察」系だという。

   そんな記事を振り出しに、番組コメンテイター陣の自由研究の思い出話にハナが咲いた。番組でも時折マメなところを垣間見せる杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長は「緻密な少年」だったことが明らかに。

   小学生のとき、夏休みの最後の日に台風がやって来たので、1時間ごとにベランダに缶を置いて雨量を計測し、ラジオで聞いたミリバール(ヘクトパスカル)情報をもとに天気図を書き、台風が通過するまでの一部始終を記録したという。

   スポーツニッポン東京本社編集局長の宮内正英はタップミノー(メダカに似た魚)の観察。水質を変えたり、エサを変えて、生育状況を調べたが、「全部差が出ずに死んでしまって、研究になりませんでした」。

   自由研究に悩む小学生と親御さん視聴者のみなさんの参考になるやらならないやら――の思い出話であった。