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「一流紙があそこまで『民主、民主』と…」 みのの懸念とアナウンス効果

   <テレビウォッチ>「先週の毎日新聞でしたっけ、民主320議席って……」とみのもんた。各紙の世論調査で民主党大勝との予測が出てることに、「はあ~」と感慨とも嘆息ともつかない息をもらす。

   続けて、「一流紙があそこまで『民主、民主』と一面で打つと、影響すごく大きくないですか」とコメンテイターに質問。どのような「影響」を言ってるのかよくわからなかったが、みのの口ぶりから判断すると、自身もその一翼を担う一流マスコミの辞令によって、民主の『過』勝が既成事実化しやしないかと心配なようだ。

   そこで世論調査の影響を解説するのは、杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長。こうしたアナウンス効果には、どうせなら勝ち馬に乗ろうとするバンドワゴン効果と、こんなに民主が勝っちゃまずいと自民に入れる揺り戻しの2種類あり、「(どっちに動くか)そこは読み切れない」と言う。

   マスコミは「アナウンス」するだけ。それを聞いてどう動くかは国民(有権者)の自己責任、と示唆するお答えであった。なお杉尾によれば、「世論調査がそのまま実際の投票に出るのが最近の傾向」だという。