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「郵政民営化」への刺客 亀井大臣の鼻息と「今さら」説

   <テレビウォッチ>「満面、笑みのこの方」と、司会のみのもんたが写真入りの新聞記事を掲げた。記事の主役は、金融・郵政問題担当相に内定した国民新党の亀井静香代表。

   コイズミ、ユーセイと呪文のように唸り続けて、はや数年。ほとんどジョークのような存在の政治家と見られていたが、この度見事国政の中枢に返り咲くこと。本人は「パーフェクトな人事」と自画自賛していたという。

   これで郵政民営化は「全面見直しへ」というのが毎日新聞の見出し。だが、与良正男・毎日新聞論説委員は「4分社化の見直しは連立政権の合意にも入ってるが、具体的にどうするか。民主党内でも温度差が相当ある」と判断がつかない様子。

   みのも「いまさら、って言うと怒られるかもしれないけど、どう民営化ったってねえ」と関心なさそうに言う。どうやら亀井のカムバックを「応援」するつもりはなさそうだった。