J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

駆け込み乗車 発車メロディが悪いのか

テレビウォッチ>「駅のホームから、アレが消える――かもしれない」と思わせぶりな小木逸平アナ。

   駅のホームで列車の発車時に流れる「発車メロディ」(駅メロ)。最近は、その駅にちなんだご当地メロディなども登場して、駅メロは全盛のように見える。

   ところが、この「音」が乗客の危険な「駆込み乗車」を助長している疑いが持たれているというのだ。コメンテイターの鳥越俊太郎は「鳴ってる間は、飛び込めると思っちゃうんだよ」と苦笑いするが、番組の街頭アンケートでも、メロディが鳴ると「焦る」と回答した人が50人中37人と多数だった。

   そこで、JR東日本は乗降客の多い一部の駅で、アナウンスのみにしたり、メロディを2~3秒に短縮する実験をしてみたのだという。その結果についてはまだ精査中だそうだが、JR西日本の大阪環状線では、メロディが「駆込み乗車」につながるとして、5年ほど前に取りやめている。

   すると、近いうちに「駅メロが消える」可能性もあるのでは――というお話。ただ、JR東日本は「実験の結果がどうあれ、すぐにやめることはない」と話しているそうだ。